子供の矯正 よくあるご質問
子供の矯正に関してよくあるご質問 Q&A
- 子供の矯正はいつから始めるのでしょうか?
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ケースバイケースですが、5〜7歳くらいからおすすめするケースが多いです。お子様の矯正治療のベストな開始時期は、それぞれのお子様の歯並び、骨格、生え変わりの状態などによって変わってきます。一般的には6歳前後のお子さんが多いですが、それよりも遅くて良いケースもありますし、逆に下顎が発達しすぎてしまう骨格的な下顎前突の可能性が強い場合にはむしろ早めに治療をおすすめすることもあります。いずれにしても、骨格の成長に合わせてスムーズに行うためにも、可能な範囲で早めに治療を開始するのがおすすめです。お子様に最適な治療開始時期は、実際にお子様の状態を確認させていただいた上でお伝えします。まずはご相談ください。
- 治療中に痛みはありませんか?
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治療直後は多少感じることがありますが、通常すぐにおさまります治療中に出る痛みは、装置の種類にもよりますが、例えばあごの骨を広げる装置の場合、あごを広げる際に押されるような痛みが多少出ることがありますが、すぐにおさまることが多いようです。マウスピース矯正の場合には比較的痛みが少ないようです。
- 矯正装置が目立つことはありませんか?
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成人矯正と比べると目立たない装置を使用します成人矯正の場合、ワイヤー矯正だと歯の表面に装置をつけてワイヤーを通すので、どうしても目立ってしまいますが、子供の矯正の場合には内側に装着するか、取り外し式、もしくは透明なマウスピースを使うので、ほとんど目立つことはありません。
- 矯正中は虫歯のリスクが高くなるのでしょうか?
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歯磨きに影響が出ないことが多いので、とくに高くなることはありません当院で使用しているお子様向けの矯正装置は、取り外しができる装置、もしくは簡単な造りのものですので、歯磨きがしにくくなるということがありません。それゆえ、虫歯のリスクが高くなる、ということはとくにありません。
- 装置をつけていて子供の生活が制限されませんか?
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最初は違和感があるかもしれませんが、通常はすぐに慣れます装置のつけ始めの頃は、装置の違和感や圧迫される感じ、喋りにくい、といった感覚がありますが、数日も経てば慣れてしまうケースがほとんどです。そのため、矯正装置のせいで生活が制限されてしまうということはほとんどなく、活発なお子様でも問題なく使えています。
- 矯正後に歯並びの後戻りはしますか?
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小児矯正は無理な力をかけないので、後戻りはしにくくなります永久歯に全て生え変わってから行う成人矯正の場合、歯の位置を無理に動かすため、矯正治療が終わって装置を外すと、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こってきます。そのため、それを防ぐためにリテーナーと呼ばれる装置をつける必要があります。ですが、あごの成長発育期に行う子供の矯正の場合、不正咬合の原因となる悪い癖を取り除きつつ、お口周囲の筋肉の本来あるべき正常な機能が働くようにし、あごの成長をコントロールして歯が自然な形で正常な位置に並ぶように誘導しますので、後戻りが起こりにくいのが特徴です。
- 矯正治療はいつまで続きますか?
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全てが永久歯に生え変わるまでが目安ですが、その後微調整のために継続(II期治療)することもあります子供の矯正は、ひとまず永久歯が全て生え変わる小学校高学年くらいまでを目安としますが(Ⅰ期治療)、全て永久歯になった時点で、ちょっとした歯のねじれや位置のズレがある場合には、歯並びをきれいに並べる仕上げとしてのII期治療をその後に行う場合もあります。
その場合には、成人矯正の装置を使って新たに治療を始めますが、Ⅰ期治療をやらなかった場合と比べると、期間を短めに、そして仕上がりもきれいにすることができます。
- できるだけ歯の抜歯(間引き)をせずに矯正したいのですが・・・
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子供の時期から矯正治療を行うことで、抜歯を避けられる可能性が高くなります歯並びが悪くなる原因のほとんどは、あごの発育不足からきています。あごの成長は思春期で終わってしまいますが、それ以降に矯正治療をする場合、あごの骨を大きくすることはできないので、歯を抜いて間引かなければ歯がきちんと並ばなくなってしまいます。子供の時期からあごの成長をコントロールしながら矯正することにより、抜歯をしなくても並べられる可能性が高くなります。