インビザライン®ファースト
成長過程のお子様向けインビザライン®
インビザライン®は、透明なマウスピースで目立たず快適な矯正治療法として人気が高まっている治療法ですが、2019年3月より、6〜10歳くらいのお子様向けの「インビザライン®ファースト」がご提供できるようになりました。
インビザライン®ファーストは、歯並びだけでなく、成長期のお子様のあごの成長も同時にサポートしていく、これまでにない新しい形の矯正装置です。
インビザライン®ファーストとは
目立たないマウスピースであごの成長ときれいな歯並びをサポート
インビザライン®は、アメリカのアライン・テクノロジー社によって開発されたマウスピース矯正治療法で、段階的にマウスピースを交換していくだけで、理想通りの歯並びを作り出します。インビザライン®の大きな特徴としては、無色透明で他人に気づかれにくい、また、つけていても痛みや違和感が少ない、そして外せるのでお食事の時にも邪魔にならない、ということが挙げられます。見た目や使い心地が良いので、お子様もストレスを感じずに矯正治療を進めていくことができる、画期的な矯正装置です。
インビザライン®ファーストが可能となる条件
インビザライン®ファーストでの治療が可能かどうかの基準として、基本的には次のような条件が必要になります。
- 6歳臼歯が生えている
- 前歯(永久歯)のうち少なくとも2本が2/3以上生えている
- 少なくともお口全体の3/4に乳歯(C、D、E)または、まだ生えていない永久歯(3、4、5)が2本以上ある
実際に治療が可能かどうかは歯科医師がお子さんのお口の中を実際にチェックした上で、上記の基準を満たしているかどうかを確認し、判断していきます。
インビザライン®ファーストの特徴
インビザライン®ファーストが出たことにより、乳歯と永久歯が混在している混合歯列期のインビザライン®治療が可能になりました。インビザライン®ファーストでは、独自のテクノロジーにより、狭くなった歯並びの拡大と、歯並びの不正を同時に治療していくことができます。これにより、永久歯が揃ってからのⅡ期治療が不要になるか、もしくはより短期に終わらせることが可能になりました。
- 周囲に気づかれにくい
- 透明なプラスチックのマウスピースを使用しますので、周囲に気づかれにくく、お子様がコンプレックスを感じることがありません。
- 使用方法が簡単
- マウスピースをはめるだけなので、従来の装置と比べて使用方法が簡単です。
- 食事を気にしなくていい
- 食事の時には外すタイプの装置ですので、なんでも好きなものを食べられます。
- 虫歯ができにくい
- マウスピースを外した状態で歯磨きをしますので、装置のせいで磨き残しが出るということがなく、虫歯のリスクを高めません。
- 違和感や痛みを感じにくい
- 表面が滑らかで薄いマウスピースなので、装置が当たって痛いということがなく、歯が動く痛みも起こりにくいように設計されています。また、ピッタリとフィットしますので、違和感も少なめです。
- 装置のトラブルがほとんどない
- マウスピースタイプですので、従来の矯正装置とは違い、歯に接着している装置が取れてしまったり、壊れたり、というトラブルがありません。
- 口の中を傷つけない
- 滑らかな素材でできており、出っ張りもないので、針金がある硬い装置とは違い、お口の中を誤って傷つけることがありません。そのため、活発なお子さんでもお口の中を傷つけることがありません。
- 治療期間を短縮できる
- インビザライン®ファーストなら、従来までの「顎を広げる」治療と「歯並びをきれいに整える」治療を同時進行で行えますので、治療期間も短めにすることが可能です。
- 外している時間が長いと歯が動かない
- マウスピースタイプの矯正装置は1日に長時間装着できないと、歯が動かない、もしくは歯が元の位置に戻ろうとします。そのため、毎日しっかりと装着時間を守っていただく必要があります。
- 適用にならない症例もある
- お子様の歯並びや骨格、歯の状態によっては、インビザライン®ファーストで治療ができない場合があります。