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COLUMNコラム

前とかみ合わせが変わってきた気がする・・かみ合わせって変わるものなの?

「なんだか以前よりものが噛みづらくなって気がする」「片側でしかよく噛めなくなってきた」このようなかみ合わせの変化を感じていませんか?
実は、かみ合わせというのはずっと同じ状態を保つわけではなく、さまざまな要素によって少しずつ変化していくものです。今回は、なぜかみ合わせが変わっていってしまうのか、その理由についてご紹介していきます。

かみ合わせが変わっていってしまう理由

かみ合わせというのは実は固定されたものではなく、歯・あご・筋肉・姿勢などによるバランスで作られます。しかし、このような要素はずっと一定であるわけではなく、生活習慣やかみ方、歯の治療、加齢などさまざまな要因によって変化します。
細かく見ていきましょう。

◆かみ方の習慣
多くの人には「かみやすい側」というのがあり、そちらばかりでかんでいると、あごの位置が徐々に変わり、かみ合わせも変化していきます。

◆無意識に行っている癖・姿勢
舌で歯を押す癖、ほおづえ、うつぶせ寝、いつも同じ側を下にして寝る、猫背、ストレートネックなど、無意識の癖や姿勢によっても歯の位置やあごの位置が変化してしまうことがあります。

◆歯のすり減り
歯は使い続けることによってすり減り、それによって歯の高さが低くなっていきます。そうすることであごの位置も変わり、かみ合わせにも変化が現れます。
とくに歯ぎしりや食いしばりをしている人はその影響が顕著に現れやすくなります。

◆歯周病
歯周病というのは、歯を支えている骨が弱り、歯をだんだんと支えられなくなっていく病気です。歯周病が進行すると歯が動きやすくなってしまうため、歯が傾いたり歯と歯の間に隙間が空いたり、出っ歯になったりなど、さまざまな歯並びの変化が現れ、かみ合わせも崩れやすくなります。

◆歯科治療の影響
歯科治療をして人工物を入れると、その時点でかみ合わせが変わることがあります。
また、使い続けていくうちに摩耗の仕方が天然歯と異なるため、徐々にかみ合わせが変わっていくことがあります。

◆顎関節や筋肉の変化
あごを動かす筋肉の使い方、関節そのものの可動領域などが加齢やストレスなどによって変化し、「かみ合わせがだんだんとしっくりこなくなってきた」、といったことを感じてしまうことがあります。

かみ合わせの変化にどう対策する?

歯が経年的にすり減ってしまうことや、年齢による顎や筋肉の変化などは避けられない部分もありますが、対策できる部分もあります。

具体的には、

・正しいかみ方(なるべく左右バランスよくかむ)を心がける
・姿勢を正す
・無意識に行っている癖(舌を押す癖、ほおづえなど)をやめる
・歯科治療後のかみ合わせの違和感を放置しない
・定期的に歯科でかみ合わせのチェック・調整をする
・歯周病対策をしっかりと行う(毎日の歯磨きの徹底、歯科での定期的なクリーニング)
・食いしばりをやめ、歯ぎしりに対しては歯科でマウスピースを作ってもらう

といったことを心がけて行ってみることをおすすめします。
もしもかみ合わせが変わってしまい、何らかの不調を感じてしまっている場合には、矯正治療をして整えることも可能です。
矯正治療をすることで歯並び・かみ合わせをリセットし、歯を健康に保ちやすくなりますので、気になる人は一度歯科医師に相談してみましょう。

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