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COLUMNコラム

片側だけで噛むのは良くない?顔がゆがんでしまう原因にも!

いつも物を噛むとき、片方でばかり噛んでいる、という人はいませんか?
普段どちらで噛んでいるかを意識することはないかもしれませんが、もしも片側だけで噛んでいる場合、あごがゆがんでしまう可能性があります。
今回は片側で噛むことによる悪影響、片噛みへの対処法についてご紹介していきます。

片側だけで噛む原因

片側でものを噛むイメージ
本来人間は、左右両方ともで噛む状態が正常な状態です。それが片方だけになってしまう原因としては、

・歯を抜いたまま放置している
・虫歯を放置している
・かみ合わせが良くない

といったことが考えられます。これは片方が噛みにくくなっているため、やむを得ず反対側で噛んでしまっている場合です。
このような状況でなくても、たとえばテレビを見るために顔を横に向けて食べている場合にも片噛みになってしまうことがあります。

片噛みによって起こる悪影響

片噛みが続くことにより次のような体への影響が懸念されます。

◆噛む側の歯が悪くなる
片方でばかり噛んでいる場合、そちらの歯ばかりに力がかかることになります。そうすると、過重負担になってしまい、歯にひびが入ったり、割れたり、といったリスクが高くなります。
また、歯に力がかかりすぎることによって、それを支える骨などの組織がダメージを受け、歯周病が進みやすくなることもあります。

◆顎関節症を起こすリスクがある
片噛みが続くと、噛む筋肉がアンバランスに働くことになるので、あごの筋肉やあごの関節に痛みや不具合をおこす「顎関節症」を引き起こすリスクが高まります。
状況によっては口が開きづらくなることもあります。

◆使わない側が虫歯や歯周病になりやすい
食べ物を噛む際には歯と歯がこすれ合うことによって歯の表面の汚れが落ちるという作用もあります。また、噛むことで唾液が分泌され、洗浄するという効果もあります。
ところが、噛まない側ではそういった作用が起こらなくなってしまいますので、歯垢や歯石が蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるということが起こってしまいます。

◆顔がゆがむ
片噛みが続くと、片方の筋肉ばかりが使われることになり、筋肉のアンバランスが引き起こされます。そうすると、口角が片方だけ下がるというようなことが起こります。
また、片方の歯だけすり減るので、骨格自体もずれてしまいます。

◆体の不調を引き起こす
片噛みによる筋肉のアンバランスは、筋肉の凝りを生じさせ、頭痛や首の痛み、肩コリといった症状を引き起こす原因になります。このようなアンバランスは全身の歪みにもつながり、体のあちこちに不調を起こすこともあります。

片噛みに対する対処法

片噛みがある場合、その状態を放置しておくことは上で挙げたような症状を引き起こす元になるため、望ましくありません。
もしも片噛みがある場合、その原因によって対処法は異なります。
たとえば、むし歯や歯を失った部分を放置していて機能的に噛めない場合には、早急にその部分の治療を進める必要があります。

横を向きながら食べるといった状況のような姿勢が原因である場合には、意識してそれを正していくようにしましょう。かみ合わせが悪くて片噛みになっている場合には、無理にその状態で噛みにくいほうで噛むと、あごの痛みや体のさまざまな不調の原因にもなりかねないので、矯正治療でかみ合わせを治した方が良いでしょう。

いずれにしても、今は片方で噛めていても、そちらも悪くなってしまえば噛む場所がなくなってしまいます。
そのため、現在片噛みをしているという人は、なるべく早めにその状態を改善するようにしていきましょう。

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