他の矯正との違い
マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較
マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 | |
イメージ | ||
見た目 | 周囲に気づかれにくい | 表側の場合は目立つが裏側の場合は見えない |
違和感・痛み | 少ない | 多い |
固定式かどうか | 取り外し式 | 固定式 |
清掃性の良さ | 良い | 悪い |
金属アレルギーのリスク | なし | あり |
食事への影響 | なし | あり(食べ物が制限される) |
治療中のトラブル | ほとんどない | 装置の破損・脱落の可能性あり |
通院回数 | 少なめ | 多め |
チェアータイム | 短い | 長い |
適応症 | 適応にならないケースがある | ほぼどんなケースでも適応 |
治療期間の予測 | 正確に可能 | 大まかにしかわからない |
最終イメージ | 治療前に画面で見ることができる | 治療前にはわからない |
自己管理 | 不可欠 | 不要 |
マウスピース矯正 | |
イメージ | |
見た目 | 周囲に気づかれにくい |
違和感・痛み | 少ない |
固定式かどうか | 取り外し式 |
清掃性の良さ | 良い |
金属アレルギーのリスク | なし |
食事への影響 | なし |
治療中のトラブル | ほとんどない |
通院回数 | 少なめ |
チェアータイム | 短い |
適応症 | 適応にならないケースがある |
治療期間の予測 | 正確に可能 |
最終イメージ | 治療前に画面で見ることができる |
自己管理 | 不可欠 |
ワイヤー矯正 | |
イメージ | |
見た目 | 表側の場合は目立つが裏側の場合は見えない |
違和感・痛み | 多い |
固定式かどうか | 固定式 |
清掃性の良さ | 悪い |
金属アレルギーのリスク | あり |
食事への影響 | あり(食べ物が制限される) |
治療中のトラブル | 装置の破損・脱落の可能性あり |
通院回数 | 多め |
チェアータイム | 長い |
適応症 | ほぼどんなケースでも適応 |
治療期間の予測 | 大まかにしかわからない |
最終イメージ | 治療前にはわからない |
自己管理 | 不要 |
マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較して
インビザライン®やクリアコレクトは、マウスピースをつけるだけで歯が動いていく治療法ですが、「きちんと装置を歯に付けずに、マウスピースだけで本当に歯が動くの?」と効果に疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、世界でも多くの人が治療を受けていることからもわかるように治療効果には定評があります。インビザライン®やクリアコレクトと従来の矯正治療の違いについて見ていきましょう。
- 見た目の良さ
- ワイヤー矯正(表側)の場合、透明な装置を使ったとしても装置は見えてしまいますし、口元に張り出し感が出てしまうという問題がありますが、マウスピース矯正ではつけていることに気づかれにくく、口元が出っ張ることもありません。
- 快適さ
- マウスピース型矯正装置は、違和感が少なく、痛みも出にくいので、ゴツゴツした装置の付いたワイヤー矯正に比べると驚くほど快適です。
- 取り外せる
- マウスピース型矯正装置は、歯に固定されているワイヤー矯正とは違い、食事や歯磨きなど、必要な時には外すことができます。
- 歯や体にやさしい
- ワイヤー矯正の場合は、装置に食べかすが溜まって虫歯を作ることがある、装置がお口の粘膜を傷つける、金属アレルギーのリスクがある、という問題がありますが、マウスピース型矯正装置の場合にはそのような心配がありません。
- 通院タイムを少なくできる
- ワイヤー矯正の場合は、装置の調整、交換のたびに通院が必要ですが、マウスピース型矯正装置の場合は、マウスピースの交換は患者様ご自身で行っていただきますので、通院回数、チェアータイムを少なくできます。
- トラブルが起こりにくい
- ワイヤー矯正の場合、装置の脱落や破損が起こる場合があり、その都度対処が必要です。マウスピース型の装置は破損なども非常に起こりにくく、トラブルもほとんどありません。
- 将来のビジョンが見えやすい
- マウスピース型の装置では、治療の前に治療後のイメージを見ることや、治療期間を正確に知ることが可能で、将来の計画が立てやすくなります。ワイヤー矯正の場合、そのようなことはできません。
- 適応症が限られる
- ワイヤー矯正は、たいていの症例において治療が可能ですが、インビザライン®の場合、そこまで適応症例が広くありません。ですが、徐々に改良が加えられ、適応症例が広くなってきています。
- 自己管理が不可欠
- マウスピース型の装置は取り外し可能なのがメリットですが、逆に、ご自分できちんと管理をして決められた時間つけないと、効果が現れません。その点、ワイヤー矯正の場合は放っておいても歯が動いていきます。