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COLUMNコラム

途中で通院が開いた場合、治療は無駄になるの?悪影響や後戻りなどのリスクは?

さまざまな事情で、「気づいたら矯正の通院が1ヶ月以上開いてしまった」「予約をうっかり忘れてしまった」、そんな経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そんな時、「せっかく続けてきた治療が無駄になってしまうのでは」「効果がなくなってしまうのでは」と、不安な気持ちになってしまうかもしれません。

今回は、そのような方に、矯正治療における通院間隔の考え方や、通院が開いてしまった場合の対処法についてわかりやすくお伝えしていきます。

矯正治療における通院間隔

インビザラインなどのマウスピース型矯正治療では、通常4〜8週間に1度程度の頻度で通院していただき、歯の動き具合やマウスピースの適合状態を確認します。ワイヤー矯正の場合も、装置の調整のためにだいたい月に1回程度のペースで通院するのが一般的です。

この間隔は、歯が無理なく、かつ計画通りに動いていくために計算されたもので、歯や歯根、歯を支える骨の状態を見ながら、安全に治療を進めるために大事なスケジュールになっています。

通院が少し開いてしまっても、これまでの治療がすべて無駄になるわけではありません

結論からお伝えすると、1〜2週間程度、通院予定が延びてしまったからといって、それまでの治療の効果が無駄になったり、悪化したり、といったことは基本的にありません。

ただし、開いた期間が長くなってくると注意が必要になってきます。特にマウスピース矯正の場合、装着を計画通りに進めていないと、口腔内の状態とマウスピースの形状にズレが生じ、マウスピースがうまく適合しなくなることがあります。

また、ワイヤー矯正でも、調整のタイミングが大きくずれてしまうと、歯が想定と異なる方向へ動いてしまったり、後戻りが起こったりする可能性があります。

通院間隔が空いてしまった時に起こりうるリスク

矯正治療の間隔が開きすぎてしまうと、具体的には、以下のようなことが起こる可能性があります。


・マウスピースが歯にきちんとフィットしなくなり、次のステップに進めない
・歯の移動が計画よりも遅れ、全体の治療期間が延びてしまう
・一部の歯だけが動きすぎたり、動きが不足したりして、噛み合わせのバランスが崩れる
・ワイヤー矯正の場合、ゴムかけなど補助的な処置のタイミングを逃してしまう

もしもこのような状態になってしまった場合、歯科医師が状況を確認した上で、マウスピースの再作製や治療計画の一部見直しを提案することもあります。

とはいえ、これは決して「治療がゼロに戻る」ということではなく、あくまで軌道修正といった感じになります。

通院が開いてしまいそうな時、開いてしまった時の対処法

通院間隔が開きそうな予定がある場合は、できるだけ早めに歯科医院へ連絡をしましょう。

事前に相談をすることで、マウスピースの使用スケジュールの調整や、次回来院までの過ごし方について具体的なアドバイスが受けられます。

すでに通院間隔が開いてしまった場合も、自己判断で治療を中断せず、まずは歯科医院に、対処法について相談しましょう。

なお、矯正治療をこれから始める方は、事前にライフスタイルに合わせた通院計画を歯科医師と相談しておくことで、こうした不安をあらかじめ減らすことができます。

忙しい方向けの続けやすい工夫については、以下のコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

関連記事:忙しくても続けられる?マウスピース矯正の現実ってどんな感じ?

また、矯正治療を始める前の準備についてまとめた次の記事も参考になるかと思います。

関連記事:矯正を始める前に準備しておくと安心なことリスト

まとめ

矯正治療の通院間隔は、歯を安全かつ計画的に動かしていくために必要、十分な日数に設定されています。

多少通院が開いてしまったからといって、これまでの治療が無駄になってしまったり、すぐに悪い影響が出たりするわけではありません。

ですが、期間が長引くほど歯の移動計画にズレが生じやすくなるのも事実です。大切なのは、通院が開いてしまいそうな時、あるいは開いてしまった時に、決して自己判断せず、早めに歯科医院へ相談することです。

今後矯正治療をお考えの方、現在治療を受けている方はぜひ参考にしてみてください。

参考:日本矯正歯科学会 矯正歯科治療について

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