新しい型取りシステム

スキャンで「苦しくない」「精密」な型取りが可能になりました

当グループでは、次世代型マウスピース矯正システム「インビザライン」「クリアコレクト」を行うにあたり、口腔内スキャンによる新しい形での型取りシステムを行なっています。機種としては、「iTero」、「トロフィー3DIプロ」を導入しています。スキャナーによる型取りによって、苦しくなく、より精密な型を取ることができます。インビザライン治療にはiTeroを使用しますが、クリアコレクトには各種スキャナーが対応できます。

従来の型取りと口腔内スキャナーの違い

型取りの快適さ

苦しくない
口の周りが汚れない
型の取り直しがない

従来の型取り方法の場合、お口の中にシリコンの材料を入れて歯型を採取しますが、iTero、トロフィー3DIプロを用いた場合、もはやシリコン特有の匂いやシリコンが固まるまでの苦しい思いに悩まされることがありません。また、材料を口に入れないので、口の周りが材料で汚れることもありませんし、型取りも一回限りで、後日取り直しが必要になることもありません。

型の精密さ

細部まで精密な歯型がとれる
変形しない

口腔内スキャナーでスキャンすることにより、非常に精密な型が取れます。従来の型取り方法でもある程度精密な型をとることは可能ですが、口腔内スキャナーならそれよりも格段に精密・正確な型が採取できるので、より歯に合ったマウスピースができあがり、それが治療の精度に大きく関係してきます。材料を使った場合に起こりうる材料の変形といった心配もありません。

治療の早さ・スムーズさ

型取りがすぐ終わる
シミュレーションが早く確認できる
従来に比べて10日以上も治療を早く開始できる

口腔内スキャナーを使えば、スキャンによる型取りが、1分程度で終わらせられます。一方、従来のように材料を使う場合には、数分間も苦しいのを我慢しなければなりませんでした。また、型取りデータは治療計画と一緒に各メーカーの本社へ送られますので、治療のシミュレーションの確認やマウスピースの作製を、従来ではありえないスピードで行えるようになりました。

安全面の違い

材料を使わないので誤嚥などの心配がない
清潔で感染の心配がない

口腔内スキャナーで使用される光は、放射線などではなく、体に害のないものです。光を当てるだけで型がとれるので、材料が喉に流れて誤嚥をするリスクなどもありません。また、口の中に入るスキャナの先端部分は患者様ごとに交換しますので、感染のリスクもありません。

治療の予測性

歯の動く様子が事前に見られる
治療後のイメージがわかる
治療期間が正確に予測できる

当院のマウスピース矯正システムでは、専用のシミュレーションソフトを使うことで、治療に取りかかる前にモニター上で治療中に歯が動いていく様子や、治療後のイメージを患者様に見ていただくことができます。また、治療の期間も正確に知ることができ、将来の計画を立てやすくなります。このようなことは従来の方法では知ることができません。