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COLUMNコラム

後戻りを防ぐ「リテーナー」ってどんなもの?

矯正治療では、歯を動かす装置の装着期間のみに注目が置かれがちですが、歯を並べる「治療期間」が終わった後に、歯の後戻りを防ぐための「保定期間」というのも非常に大事なステップです。

この保定期間の過ごし方により、きれいに並んだ歯並びを維持できるか、そうでないか、というのが違ってきます。もし歯並びが後戻りをしてしまうと、また矯正治療が必要になってしまうこともあります。

今回は、保定期間に使用する「リテーナー」とはどういったものか、についてご紹介します。

リテーナー(保定装置)とは?

リテーナーは、保定装置ともよばれ、歯並びの後戻りを防ぐために歯を動かし終わった後から使用するものです。リテーナーには様々な種類があり、患者様のご希望や、症例などによって使い分けられます。

リテーナーの種類

保定装置は、大きく分けて、取り外し可能なもの、そうでないものがあります。また、常時装着しておくもの、自宅にいる間だけ使用するものがあります。一般的に多く使用される保定装置としては次のようなものが挙げられます。

◆ベッグタイプ
一般的によく使用される取り外しタイプのリテーナーで、裏側はレジン(プラスチック)、表側はワイヤーになっています。歯並び全体を包み込む形になっています。

◆ホーレータイプ
こちらもよく使用される取り外し式の保定装置で、裏側はレジン(プラスチック)、表側はワイヤーという構造です。ワイヤーは前歯部分のみとなっており、前歯部の後戻りを防止します。

◆スプリングリテーナー
後戻りを起こしやすい下顎前歯によく使われる取り外し式のリテーナーで、全体を覆わずコンパクトで使いやすいのが特徴です。

◆クリアリテーナー(マウスピースタイプ)
インビザラインのマウスピースのような、歯並び全体を覆う透明タイプのマウスピース型リテーナーです。目立たないので日中にも使用できます。

◆リンガルリテーナー(フィックスタイプ)
後戻りを起こしやすい前歯の裏側にワイヤーを固定する保定方法です。長期間装着しているのが一般的ですが、歯の裏側なので目立ちません。

リテーナー使用時の注意点

固定式のリテーナーの場合には特に注意点はありませんが、取り外し式のものの場合、ご自分で装着の管理を行う必要があります。ついつい油断して何日も装着せずにいると、歯並びが動いて装置がはまらなくなってしまい、再度作り直しが必要になるか、または再度矯正治療を行わなければならなくなる可能性もあるため、気をつけましょう。

また、保定期間にも定期的な歯科医院への通院が必要ですので、そちらも怠らないようにしましょう。

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